第50回壺井繁治賞 うえじょう晶詩集『ハンタ(崖)』(あすら舎)
第50回壺井繁治賞 うえじょう晶詩集『ハンタ(崖)』(あすら舎) 受賞詩集抄 記憶の迷路 75年さ迷い続け 未だ辿り着けない記憶の迷路 芒種の雨に血の味が薄めら…
第50回壺井繁治賞 うえじょう晶詩集『ハンタ(崖)』(あすら舎) 受賞詩集抄 記憶の迷路 75年さ迷い続け 未だ辿り着けない記憶の迷路 芒種の雨に血の味が薄めら…
特集 私にとっての沖縄 宇宿一成 長虹堤 名嘉実貴 首里の街 北島理恵子 クーブ みもとけいこ 匂う 青木みつお 月桃の花 いわじろう 比嘉君 遠藤智与子 エー…
第56回詩人会議新人賞 詩部門 入選 御供文範 役回り 佳作 いいむらすず 肚を据えた日 やまもとれいこ 涙を流すキリン 飯干猟作 歩兵銃 評論部門 入選 …
●もくじ 特集 いま私が書く詩 中村明美 あなたへ 勝嶋啓太 こうやって世界は滅んでいくのかもしれない 熊井三郎 席取りゲーム 木村孝夫 時の糸 都月次郎 鬼喰…
●自由のひろば 鬼の酒盛り 村田多惠子 鬼は誰の中にも棲んでいて 普段はのんびり寝ながら暮らしているが 何かの拍子で目を覚まし 騒ぎ出す、暴れだす 大きくなっ…
特集 桜 瀬野とし 冬桜 宇宿一成 一輪 佐々木洋一 ひぃらぁあん たなかすみえ さくらマンダラ 野口やよい ジャカランダ 春街七草 川崎の沖縄桜 いしだひでこ…
●自由のひろば 夢の中の子供 壱貫亨治 暮らしを紡いでいた 坂道ばかりの街 嫌いだ嫌いだと 日毎夜毎に言っていた そんな月日も それなりの思い出として 過ぎる…
特集 学校 草野信子 いちねんせい 野口やよい チイセミ先生 木村勝美 学校という場所 風野真季 分教場 春街七草 親友よ 呉屋比呂志 キャンプファイヤーの夜 …
●自由のひろば エキストラ 木崎善夫 聞こえても聞こえなくてもいい台詞が また 路上に落ちていく 風に舞い上がることもないまま 落ち葉といっしょに集められる …
●目次 特集 海外詩 パレスチナ アパルトヘイトは終わっていない――パレスチナと交差する世界 長沢美抄子 韓 国 日韓の平和を祈る詩人イ・ヒャンア …
帰り道 村口宜史 青空を背にした 大きい、大きい水たまり 空を渡るように 長ぐつの少年がゆく 放課後の あんなに長かった 帰り道 すべてが、鮮やかな夏 青空を…
●もくじ 新春作品特集 谷川俊太郎 庭木 佐々木洋一 繋がり 草野信子 終えることが 洲史 たどりつけない場所 佐々木薫 今日の誇らしゃ 狭間孝 一番はじめ 齋…
●目次 二〇二一年全国詩誌代表作品集 北海道・東北 阿字 佐野のり子 霧の輪 北の詩手紙 髙木莉子 猫 斜坑 道尻誠助 喜 新詩脈 木村一也 春九年 熱気球 す…
●目次 特集 風水害 佐々木洋一 土のう 千葉昌秋 球磨川べりの村落を思う 木村孝夫 夏が過ぎた 熊井三郎 レッドサラマンダー みもとけいこ ニュータウンという…
『ブルースマーチ』(第2回壺井繁治賞)の詩人、佐藤文夫の最後の詩集。 あるとき キミはサヨクか と言ったヒトがいる そう おれか? おれはサヨクだ と言っておこ…
特集 土地 建物 渋谷卓男 井戸うえじょう晶 庶民の歴史佐々木洋一 開拓地杉本一男 海を埋めて柴田三吉 領分安仁屋眞昭 土地大塚史朗 住居談池田久雄 安普請松田…
○内容ご案内 ○自宅にいながら、詩作品を郵送するだけで、詩人会議の現役詩人たちの批評が得られます。 ○詩作経験を問わず、初めて詩を書く人から詩作の壁を突破したい…
●第48回壺井繁治賞 清野裕子詩集『賑やかな家』(版木舎) 受賞詩集抄 記念日に 行ってらっしゃい 朝 いつものように玄関で見送り ドアが閉まるなりキッチンに戻…