第50回壺井繁治賞 うえじょう晶詩集『ハンタ(崖)』(あすら舎)
第50回壺井繁治賞 うえじょう晶詩集『ハンタ(崖)』(あすら舎) 受賞詩集抄 記憶の迷路 75年さ迷い続け 未だ辿り着けない記憶の迷路 芒種の雨に血の味が薄めら…
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第50回壺井繁治賞 うえじょう晶詩集『ハンタ(崖)』(あすら舎) 受賞詩集抄 記憶の迷路 75年さ迷い続け 未だ辿り着けない記憶の迷路 芒種の雨に血の味が薄めら…
『ブルースマーチ』(第2回壺井繁治賞)の詩人、佐藤文夫の最後の詩集。 あるとき キミはサヨクか と言ったヒトがいる そう おれか? おれはサヨクだ と言っておこ…
●第48回壺井繁治賞 清野裕子詩集『賑やかな家』(版木舎) 受賞詩集抄 記念日に 行ってらっしゃい 朝 いつものように玄関で見送り ドアが閉まるなりキッチンに戻…
第49回壺井繁治賞 白根厚子詩集『母のすりばち』 ●白根厚子受賞詩集抄 母のすりばち 母は よく話をした 東京の空襲がはげしくなって 父の田舎であ…
永山絹枝著『魂の教育者 詩人近藤益雄』 ●永山絹枝受賞著作抄 目次 Ⅰ 魂の教育者詩人近藤益雄「戦前」 一、長崎綴方教育の創始者 二、益雄と第一童謡集『狐の提灯…
第47回壺井繁治賞 目次ゆきこ詩集『歩く』(詩人会議出版) ●略 歴 一九四一年広島市に生まれる。二十代、広島詩人会議に入会、続いて詩人会議に入会する。香川県在…
●受賞詩集抄 着ぐるみ 真夜中になったら 押入れの奥に 秘かに隠しておいた 着ぐるみ を 引っ張り出して 着るんだ 背中のチャックを閉めたら ぼくは もう 真っ…
受賞詩集抄 火を入れる 松が鳴る 蓬々と風が吹く そろそろ来るか、雪の予感 楢の切株に腰を下ろし ペッ、と梅干の種を吐く おお、さみい、寒いなあ 飯は食うたし …
略歴 一九四〇年大阪府又は沖縄県生まれ 中学一年以来、大阪及び西日本六県で詩を書き継ぎ、現在奈良県上牧町に在住。 所属…詩人会議 大阪詩人会議 関…
略歴 1946年岩手県陸前高田市生まれ。中央大学卒業。 首都圏で二つの会社勤務を経てから、郷里・高田に近い岩手県の花巻市に戻り、2006年まで高校教師として教鞭…
略歴 一九三一年、東京・東村山市に生まれる。「現代詩の会」「炎」「詩組織」などを経て「詩人会議」へ。事務局長、月刊詩誌『詩人会議』編集長を経て二〇〇七年~二〇一…
1937年 新潟県生まれ。 詩集 『砂丘』『雪・故里』『鏡の中の女』 『鬼火』 所属 詩人会議会員、新潟県現代詩人会会員、日本現代詩歌文学館振興会…
略 歴 一九六一年、鹿児島県生まれ。 二〇〇二年、詩人会議新人賞。 二〇〇二年度、南日本文学賞。 詩集に『春の挨拶』『燃える船』『光のしっぽ』『固…
略歴 一九三〇年東京生まれ。相本修平・ふじ三女。 都立第十高女三年から学徒動員、三月十日大空襲後疎開地で再び動員、十五歳の夏終戦。 翌年春神戸女学…
略 歴 1935(昭10)年、朝鮮半島鎮南浦府(現南浦市)生。宮崎大学卒。 故本多利通らと「白鯨」「赤道」に拠る。 詩集『人間の生活――続宮崎の地名』にて第41…
略歴 一九三四年群馬県桐生市生まれ。 詩集 『小鳥の死』『日常』『風樹』『蝉の記憶』『眼の列』 現在 詩人会議会員、日本現代詩人会会員、群馬詩人クラブ会員 等 …
略 歴 1933年 大阪市生まれ。 1944年 香川県へ学童集団疎開。 戦後、徳島を経て大牟田市へ。 1953年 三池炭鉱三川鉱坑内電気工。 1960年 三池闘…
略歴 1922年 7月8日沖縄県生れ 1930年 石垣島宮良尋常小学校入学 1939年 那覇尋常高等小学校卒 1942年 山口県笠戸ドック徴用工 1944年 西…
略歴 1931年 高知県に生まれる 「蘇鉄」、「日本未来派」、「岩塩」に参加。 詩集『沈黙の骨』。 『土佐プロレタリア詩集』、『植村浩詩集』などと…
略歴 1920年 静岡県に生まれる 1989年 句集『父子獨楽』刊 1998年 句集『一代樹の四季』刊 散文集『鎮魂の花火』刊 1999年 らい予…