自由のひろば 2025年7月号
マスク人間(Ⅳ) 石木充子 「街ん中じゃあマスク人間がまだ一杯おった はあコロナも何も流行っとらんのに わしもじゃが皆んなどしてマスクを外さんのかいのう」 「…
マスク人間(Ⅳ) 石木充子 「街ん中じゃあマスク人間がまだ一杯おった はあコロナも何も流行っとらんのに わしもじゃが皆んなどしてマスクを外さんのかいのう」 「…
特集 戦後80年 明日へ 妹背たかし 八十歳のきみへ 草野信子 タイトル 佐川亜紀 混ぜご飯 6 上手宰 誰が運ぶだろう うえじょう晶 未来への証言 いいむらす…
特集 短詩――143人集 藍原ゆみ いのちの姿 青木みつお 無言館 赤木比佐江 小鳥の好きな人 秋野かよ子 性(なかま) 秋乃夕陽 永遠にさようなら あさぎとち…
特集 沖縄を書く・沖縄を読む 沖縄を読む・本誌掲載詩アンソロジー2014~24年 小森香子 辺野古の海に基地は いらない 上手宰 ウージの下で千代にさよなら 中…
父の影 有原野分 冷たい潮風に乗って 吹き荒れる砂がバチバチと おれと親父に衝突する浜辺 凍えそうな波しぶき 冬の呼吸が止まる度に 膨らんでいく白波 俺たち…
特集 子どもの詩の世界 ■子どもの詩 公募作品より くうや くつしたのあな おぐりはるき もこもこ おそら 高岡れん あふれる でみずあおい へいわスイッチ 大…
風死す 木崎善夫 ひどいナツです 失うばかりです ヒドイナツデス 失ウバカリデス あの日路上に焼き付いたあの人の影は 上書キサレテ 書キ換エラレテ やがて歴…
●目次 特集 詩と短詩型文学――その関わりを巡って エッセイ 覧古考新――詩と短詩型文学 本多寿 韻律に託す祈りのこころ――詩と短歌 福田淑子 「詩のかたち…
ウクライナにおける文化財被害 渋谷卓男 ロシアによるウクライナ軍事侵攻はいまだ終結の兆しが見えません。日本ではほとんど報道されていませんが、この侵攻によって多く…
ことば あそび 大原加津緒 身ぶるいが来るほどの孤独が 私をことば遊びの世界にみちびく 十五才 中学を出ると 東京という荒海に 一人投げ込まれた 着替えのないは…
特集 天災と人災のはざまで 畑中暁来雄 変異与戦禍 髙橋宗司 福島 高細玄一 透明な数字 芝原靖 編み込む わたなべとしえ あきらめないリンゴの詩 坂杜宇 ひっ…
●もくじ 新春作品特集 寄稿 八木忠栄 ふるえる森 52 河津聖恵 百年の砂漠 53 冨岡悦子 相対的に備えのよわい胴体のわたし 54 伊藤芳博 世界は 55 …
二〇二四年自由のひろば 最優秀作品・優秀作品 最優秀作品 蟻 坂田敬子 友達から耳よりの話をきいた ほんとうだろうか 巷に選挙カーが走っている うわさはそれより…
二〇二四年全国詩誌代表作品集 北海道・東北 阿字 佐野のりこ 緑の小馬 6 宇 吉﨑光一 通りすぎる人 6 ever clear あさぎとち 桜 7 北の詩手紙…
「詩人会議」25年5月号(4月1日発行)では、「子どもの詩を読む」を企画しています。つきましては中学生以下の詩を募集します。掲載作(15~20編)には詩人会議の…
2024年11月号 夏休み 倉橋謙介 八月のお盆過ぎ 久しぶりに所沢の友人を訪ねる 駅まで迎えに来てくれた車を降りて 玄関へ向かう前 同乗していた五歳の娘さん…
特集 旅立つよろこび 妹背たかし 旅に出よう 4 草倉哲夫 眼と旅 5 上山雪香 トンネルを抜けて 6 坂田トヨ子 二十二歳の春 7 くらやまこういち 日常が旅…
募集要項 第59回 詩人会議新人賞 2部門で募集中(詩部門/評論部門) 選考委員:上手宰、河合政信、北島理恵子、洲史、…
特集 詩との出会い、詩と出会って 床嶋まちこ 生きる希望を わたなべとしえ 詩との語らい 秋乃夕陽 表現 八田和代 飛び込んだ 永冨衛 のっぺりがちょうどいい …