詩人会議について

詩人会議について

詩人会議を知っていますか?

詩人会議は民主主義を愛する詩人の集まりです。詩誌「詩人会議」を月刊で発行するほか、各種の活動を活発に行っています。

○会が創立されたのは?
1962年12月8日です。2022年12月で、創立60周年になりました。初代運営委員長は壺井繁治、二代目は黒田三郎、以後、城侑、浅尾忠男、土井大助、小森香子、秋村宏、佐藤文夫、南浜伊作、青木みつおが歴任。

○会が目指しているものは?
詩の〝創造上の傾向や方法のちがいをこえ、平和と進歩、民主主義を指向する創造団体、つまり詩を愛し、書き、広める詩運動です。詩が好きな人は誰でも入会できます。
<詩人会議>規約
前文
詩人会議は、詩の創造と普及を軸にすえた民主的な詩運動の集団です。
わたしたちは、創造上の傾向や方法のちがいをこえ、平和と進歩、民主主義を指向する共通の立場にたって、運動をすすめます。

○会員数、グループ数は?
会員、会友は現在、約500人です。ほかに誌友=定期購読者がいます。グループは全国各地に34あります。

○役員は?
運営委員長=三浦健治
副運営委員長=あべふみこ  河合恒生  はなすみまこと
編集長=柴田三吉
事務局長=南浜伊作
顧問=浅尾忠男  小森香子  佐藤文夫
詩人会議歴代役員一覧

○特別会友
アーサー・ビナード、 青木はるみ、 有馬敲、 伊奈かっぺい、 金子勝、  小森陽一、 嶋岡晨、 白石かずこ、 新川和江、 杉谷昭人、 徐京植、 中上哲夫、 中原道夫

○月刊詩誌『詩人会議』は?
1963年1月創刊。1度の休みもなく発行され、2021年に700号を超えました。内容は、詩、エッセイ、海外詩紹介ほか多彩です。作品はいまの時代の人びとの暮らしと心を描いた詩が多く、幅のひろいリアリズムの流れをつくっています。
詩の投稿欄(自由のひろば)には、誰でも投稿でき、掲載作品は3人の選者の批評をうけられます。
通信による詩の実作教室は、自宅にいながら、詩作品を郵送するだけで、詩人会議の詩人の批評が得られます。

○詩人会議新人賞、壺井繁治賞は?
詩人会議新人賞は毎年募集され、2023年は57回目です。毎年1月10日に締め切り、入選(副賞5万円)、佳作(副賞1万円)が選ばれています。
壺井繁治賞は、毎年、「民主的詩の運動に貢献することを目的」としたすぐれた詩集(詩人会議会員、会友の推薦により選考)を顕彰する賞で、2023年は第51回になります。

○夏の詩の学校は?
1974年以来毎年行い、仙台・作並温泉、福井・芦原温泉、静岡・三保の松原、滋賀・琵琶湖近江路、神奈川・箱根、石川・金沢、岩手・花巻温泉、山口・長門湯本温泉、長野・安曇野、新潟・佐渡、福島・岳温泉、伊勢志摩賢島、広島・尾道、香川・小豆島などで開催、2018年第43回は、富山・五箇山、2019年第44回は長野・木島平でした。参加者は60人前後で、最近の講演者は、木坂涼、アーサー・ビナード、伊奈かっぺい、草野信子、猪野睦、徐京植、小森陽一さんらです。詩を学び、話し合い、観光もする楽しい旅です。

○平和のつどいは?
毎年、8月に平和のつどいを開き、岡本厚(岩波書店社長)、小森陽一(東京大学大学院教授)、石川逸子(詩人)、イスラエル在住の詩人エルネスト・カーン博士、写真家樋口健ニ、高橋哲哉(東京大学大学院教授)、三輪定宣(千葉大学名誉教授)、安仁屋眞昭(第15代王府おもろ伝承者)、是恒香琳(シールズ)、田中和雄氏等の講演と詩の朗読ほかを行いました。

○読者会は? 詩作のつどいは?
毎月第3金曜日夜、事務所とオンラインで読者会を開催しています。
毎月第2土曜日午後、事務所で詩作合評のつどいを開催しています。
全国各地の詩人会議グループでも開催しています。

○会員・会友・読者の自費出版のお手伝いをしています。
できるだけお安い費用で、ご希望にそった美しい本を、心をこめてつくります。刊行後は『詩人会議』誌上で広告や紹介もいたします。原稿作成の段階から作品の選択・構成もご協力いたします。どうぞお気軽にご相談ください。

○ぜひご一緒に
詩は誰にでも書けます。心のなかのおもいを言葉にすれば。どうぞ、あなたも“未知と無限のひろがり”の探求・詩を書いてみませんか。
心にいいたいこと、訴えたいことを言葉で表現したいみなさん。初心者とか専門家とか、高齢者とか若いとかを問わず、人と人の心をつなぐ創造のよろこびを味わいませんか。

 ○事務所は?
〒170-0004 東京都豊島区北大塚2-18-3-202
TEL03-5980-6961
FAX03-5980-6962

○会員へのおさそい
詩や評論を書いておられる方で、会の規約(前文)を認める方ならどなたでも入会できます。
会員は創造運動をになう書き手(運動の自覚的な構成員) であり、創作、批評、研究活動をおこないます。
入会には会員一名の推せんが必要です。推せん者がいない場合は、常任運営委員会が推せん致します。

○会友へのおさそい
詩の愛好者、会の支持者、協力者の方は、会友に参加できます。
【会員・会友】
詩の月刊誌『詩人会議』が送られます。
会主催の講演会、朗読会、詩画展などの行事に、会員 ・会友として参加できます。
「詩の学校」やシンポジウム、ゼミナールに優先的に参加できます.。
各地の詩人会議グループに参加して活動できます.。
そのほか、詩作・批評など、会員・会友相互の援助をうけられます。

【入会の手続き】
【会員】
『詩人会議』誌に添えられている申込書に記入して詩人会議にお送りください。入会には会員一名の推薦が必要です。推薦者がいない場合は常任運営委員会でいたします。会費は月額2500円です。

【会友】
申込書に参加費・会友費をそえて送ってください。会員・会友の紹介者がいましたら記入してください。会友費は月額1700円です。

【誌友(定期購読者)】
3か月2500円、6か月5000円、1か年10000円で月刊の『詩人会議』を郵送いたします。送料は詩人会議が負担いたします。