自由のひろば選(2021.2)
●2月号 自由のひろば作品 そっぽ 岡村直子 いつのまに まわりにひとがいなくなった かくれんぼのように わたしだけがのこった だれもが じぶんのことで せいい…
●2月号 自由のひろば作品 そっぽ 岡村直子 いつのまに まわりにひとがいなくなった かくれんぼのように わたしだけがのこった だれもが じぶんのことで せいい…
●もくじ 特集 海外詩 西サハラ 西サハラとパレスチナの間 ――西サハラ政治囚への連帯メッセージ 長沢美沙子 52 アメリカ アメリカ日系移民の詩と人…
●1月号 自由のひろば作品 フレームアウト 木崎善夫 こんなところに空がある 水たまりに映る空がある 察するに上空は……晴れ 察するに青い……碧い……空 …
●もくじ 新春作品特集 谷川俊太郎 おとなしいおに 4 草野信子 眠り 5 照井良平 百年やぁーい 6 渋谷卓男 卯の花 7 柴田三吉 はぜる種 8 安…
●もくじ 二〇二〇年全国詩誌代表作品集 北海道・東北 阿字 佐野のり子 鳥 6 北の詩手紙 藤村美樹 そらまめ。 6 斜坑 たもじゅんこ 秋の手紙 7 新詩脈 …
●自由のひろばトップ あおぞらの詩 小篠真琴 あおいろのそらの向こう側 太陽がうつむき加減を失くしていくとき きみは、あおいそらの切れ端を くちびるで押さ…
特集 港 基地 沖縄 芝憲子 基地ある街で 4 柴田三吉 辺野古 5 いいむらすず 海とシラスと汚染水 6 青木みつお ウマとクラスター 7 田辺修 横須…
●自由のひろばトップ 一羽の鳥 青木まや 林檎やイチゴを食べにくるヒヨドリは 農家にとっては困った鳥だが 美食家らしい それよりも何よりも いつも二羽で動き回…
●目次 特集 病い 草倉哲夫 山椒魚 4 小田切敬子 つゆごもりに はなしこむ 5 いいむらすず 真夜中の手 6 坂田トヨ子 噛みしめる 7 伊藤眞司 P…
●自由のひろば 乳房の重さ 御供文範 その夜 ぼくは母と風呂に入った 裸電球一個の薄暗い風呂場の湯船から 雪舞いのように湯けむりがゆらめき 時折 冷たい隙…
●目次 特集 平和 谷川俊太郎 人生相談 4 草野信子 戦争責任 5 石川逸子 新型コロナの季節 6 上手宰 ワクを脱ぐ日 7 八木忠栄 ばかもの、よ。 …
自由のひろば アゲハ蝶と私 サトウアツコ ことし最初に みかけたアゲハ蝶は道端に落ちている 買い物からの帰り道 このままじゃつぶされちゃうよ 迷うことなく…
●目次 特集 短詩――96人集 秋村宏 いま 6 葵生川玲 麻痺 6 青井耿子 暖冬異変 6 青木まや 心得 6 池島洋 三姉妹 7 いいむらすず 見え…
特集 台所 青木はるみ 裏がえし 4 瀬野とし 台所 5 北島理恵子 あかまんま 6 三ツ谷直子 さばく 7 織田英華 ボウル 8 くらやまこういち 母は…
特集 戦争体験なし あり 柴田三吉 あなたもひとりの 4 芝憲子 最後の手紙 5 妹背たかし 私の戦争 6 杉本一男 柳行李 7 田畑悦子 戦争遺児 8 …
●もくじ 特集 忘れない 玉川侑香 震災から二十五年・小景 4 佐々木洋一 わたなべたろう 5 魚津かずこ もどかしい 6 岡田忠昭 声の礎石 7 妹背た…
特集 本を読もう 青木はるみ 古い古い本 4 渋谷卓男 本棚 5 佐伯徹夫 本を求めて 6 御供文範 朝日のあたる本棚 7 宮武よし子 心の糸ふるわせて …
●もくじ 特集 海外詩 アイルランド 暴力の時代の中で――イーヴァン・ボーランドの詩 歴史と政治と告発と 水崎野里子 40 韓 国 荒野に呼ぶ声―近代以…
●もくじ 新春作品特集 谷川俊太郎 詩の話 4 草野信子 苦い木の実 5 齋藤貢 燃える火 6 勝嶋啓太 合意なき決定 7 上手宰 紙の大地 8 彼末れ…
二〇一九年全国詩誌代表作品集 北海道・東北 阿字 佐野のり子 みどり色の夢 6 北の詩手紙 山崎洋一 燃える真冬日 6 弦 渡辺宗子 海に伝える 7 斜坑 上條…