2020年4月号 特集 忘れない
●もくじ 特集 忘れない 玉川侑香 震災から二十五年・小景 4 佐々木洋一 わたなべたろう 5 魚津かずこ もどかしい 6 岡田忠昭 声の礎石 7 妹背た…
●もくじ 特集 忘れない 玉川侑香 震災から二十五年・小景 4 佐々木洋一 わたなべたろう 5 魚津かずこ もどかしい 6 岡田忠昭 声の礎石 7 妹背た…
特集 本を読もう 青木はるみ 古い古い本 4 渋谷卓男 本棚 5 佐伯徹夫 本を求めて 6 御供文範 朝日のあたる本棚 7 宮武よし子 心の糸ふるわせて …
●もくじ 特集 海外詩 アイルランド 暴力の時代の中で――イーヴァン・ボーランドの詩 歴史と政治と告発と 水崎野里子 40 韓 国 荒野に呼ぶ声―近代以…
●もくじ 新春作品特集 谷川俊太郎 詩の話 4 草野信子 苦い木の実 5 齋藤貢 燃える火 6 勝嶋啓太 合意なき決定 7 上手宰 紙の大地 8 彼末れ…
庭への路 Carol Kei 最初は小さな願いだった 普通に外に出られたらと ドアの向こうの自由に 視線を集中し 悪魔の襲撃の終わりの 庭の香りは天国だった …
二〇一九年全国詩誌代表作品集 北海道・東北 阿字 佐野のり子 みどり色の夢 6 北の詩手紙 山崎洋一 燃える真冬日 6 弦 渡辺宗子 海に伝える 7 斜坑 上條…
●目次 特集 ありがとう 上手宰 におい棒 4 妹背たかし おおきに 5 松田研之 十一月の夕方だった 6 佐藤和英 刻みをともに 7 小田凉子 産んでよ…
特集 日記 野口やよい 流れ星 4 草野信子 暗い日 5 武田いずみ 玄関 6 北島理恵子 実 7 田島廣子 デイゴの花 8 浜本はつえ 海を歩く 9 …
●総評 理屈を超えた批評と共感 柴田三吉 第53回詩人会議新人賞は、別記のとおり、詩部門の入選作一編、佳作三篇を選出しました。評論部門は検討の結果、入賞作なし…
第47回壺井繁治賞 目次ゆきこ詩集『歩く』(詩人会議出版) ●略 歴 一九四一年広島市に生まれる。二十代、広島詩人会議に入会、続いて詩人会議に入会する。香川県在…
選評 佐々木洋一 詩は様々なものがあっていい。そして、自由で美しく。単純にそんなことを考えながら、1年間この欄を担当させていただきました。 最優秀賞の岡村直子「…
●自由のひろば作品 わたしという存在 むらやませつこ 台所の流しの隅で ナメクジがじとっと動いている すろうもうしょんで動いている 貼りつくように動いている 歩…
●詩作品 迷ったときは 柴田三吉 太陽を背にしているときは岬に 正面に見えるときは 船着き場に向かっています スマホ片手の旅人たちへ シンプルな注意書き 迷っ…
詩人会議第32回総会アピール 私たち詩人会議は2019年5月26、27日の両日、東京・シーサイドホテル江戸川を会場に、創立57年目を迎えての第32回総会をもちま…
1962年7月 「詩人会議」発刊の主旨発表 発起人・壺井繁治、坂井徳三、大島博光、門倉訣、浅尾忠男、赤木三郎 1962年12月5日 「詩人会議」創刊号(1963…
●受賞詩集抄 着ぐるみ 真夜中になったら 押入れの奥に 秘かに隠しておいた 着ぐるみ を 引っ張り出して 着るんだ 背中のチャックを閉めたら ぼくは もう 真っ…
第二回全国運営委員会アピール 私たち詩人会議は、昨年、第三一回総会「言葉の真の力を発揮しよう!」を持ち、一年が経過した五月二七、二八の両日、静岡県伊豆の国市(K…
受賞詩集抄 火を入れる 松が鳴る 蓬々と風が吹く そろそろ来るか、雪の予感 楢の切株に腰を下ろし ペッ、と梅干の種を吐く おお、さみい、寒いなあ 飯は食うたし …
詩部門佳作入選 高嶋英夫 1949年福岡県生まれ。家族は妻と一女と愛猫。東日本大震災の被災地を目にして、2012年1月に第一詩集『明日へ』(詩人会議出版)を仮設…