詩人会議第32回総会アピール(2019.5.27)

詩人会議第32回総会アピール(2019.5.27)

詩人会議第32回総会アピール

私たち詩人会議は2019年5月26、27日の両日、東京・シーサイドホテル江戸川を会場に、創立57年目を迎えての第32回総会をもちました。

詩人会議はいまさまざまな困難に直面していること、それを克服するために力をだしあう決意を新たにしました。

この間、全国の会員、会友ほかのみなさんの活動により、たえず新入会員を迎えてきていますが、創立時のメンバーもずいぶん亡くなり、年齢、病気、経済事情などからの退会者が、上回っているのが実情です。そしていま、常任運営委員の運動の実務をになっていく難しさ、という、二つの大きな問題に直面しています。

昨年、財政の困難への訴えに対する多くの方々の熱いおもいをしりましたが、さらに実務の現状をふくめて話しあわれ、今後の課題が残りました。

私たちは、つねに“創造上の傾向や方法のちがいをこえ、平和と進歩、民主主義を指向する共通の立場に立って、運動をすすめ“、日本の詩の歴史にない長い年月、社会と個の結びつきを追求し、会外の多くの方々の信頼をえてきました。この詩運動をさらに強固にし、広めていくことができるか。全国各地の会員がその体験を交えて討論しました。

いま、地球的規模で、気候の変動、自然、社会、いきものたち、生命の危機があり、わが国では、言論、表現の自由に干渉し、憲法九条を改悪して「戦争のできる国」にしようとする政権が、庶民の暮らしを圧迫しています。

それらの現実と対峙する私たちの詩運動が、ますます重要になっています。私たちの困難も、暮らしのなかで訴えたい言葉をもつ詩の書き手や愛好者を一人でも多く迎え入れることによって乗り切りたい、と強く思います。

一人ひとりが自分でできることはなにかを考え、それぞれの力を発揮しましょう。それらの、自由で、多様な発言、創作、想像力が人と人とをむすびつけるのです。

共に支えあい、詩運動の未来を切り開いていきましょう。

2019年5月26、27日

詩人会議第32回総会

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