2019年11月号 特集 ありがとう
●目次 特集 ありがとう 上手宰 におい棒 4 妹背たかし おおきに 5 松田研之 十一月の夕方だった 6 佐藤和英 刻みをともに 7 小田凉子 産んでよ…
●目次 特集 ありがとう 上手宰 におい棒 4 妹背たかし おおきに 5 松田研之 十一月の夕方だった 6 佐藤和英 刻みをともに 7 小田凉子 産んでよ…
特集 日記 野口やよい 流れ星 4 草野信子 暗い日 5 武田いずみ 玄関 6 北島理恵子 実 7 田島廣子 デイゴの花 8 浜本はつえ 海を歩く 9 …
●総評 理屈を超えた批評と共感 柴田三吉 第53回詩人会議新人賞は、別記のとおり、詩部門の入選作一編、佳作三篇を選出しました。評論部門は検討の結果、入賞作なし…
●自由のひろば作品 わたしという存在 むらやませつこ 台所の流しの隅で ナメクジがじとっと動いている すろうもうしょんで動いている 貼りつくように動いている 歩…
●詩作品 迷ったときは 柴田三吉 太陽を背にしているときは岬に 正面に見えるときは 船着き場に向かっています スマホ片手の旅人たちへ シンプルな注意書き 迷っ…
1962年7月 「詩人会議」発刊の主旨発表 発起人・壺井繁治、坂井徳三、大島博光、門倉訣、浅尾忠男、赤木三郎 1962年12月5日 「詩人会議」創刊号(1963…
詩部門佳作入選 高嶋英夫 1949年福岡県生まれ。家族は妻と一女と愛猫。東日本大震災の被災地を目にして、2012年1月に第一詩集『明日へ』(詩人会議出版)を仮設…
詩部門佳作入選 うえじょう晶 沖縄県西原町在住。詩集『我が青春のドン・キホーテ様』2月に上梓。詩誌「あすら」同人。 受賞の言葉 退職後に父の最後を看取り、人生の…
詩部門入選 赤羽浩美 「伊那文学」(中原忍冬主宰)2003年の終刊まで所属。現在「忍冬」(熊井紀江主宰)、長野県詩人協会に所属。昨年ごく薄い詩集「52」(ゴ自由…
総評 考えない人間づくりに抗する 青木みつお 詩人会議新人賞に応募して下さったみなさん、ありがとうございます。今日多くの人が生活不安、就労困難におかれています…
評論部門佳作入選 前川幸士 佛教大学文学部中国文学科卒業。佛教大学院文学研究科中国文学専攻修士課程修了。1998年より詩人会議新人賞に応募。2010年詩人会議新…
詩部門佳作入選 佐藤康二 1954年岩手県盛岡市に生まれる。詩集『笹、清らかに』(2003年)刊。2000年より詩信「小鳥」を発行。2013年詩誌「セスナ」創刊…
詩部門佳作入選 川島睦子 大阪生まれ、大阪育ち。現在は横浜在住。役者、表現教育指導者として活動中。2003年詩のボクシング大阪大会優勝。2008年、詩のボクシン…
詩部門入選 白石小瓶 1964年愛媛県松山市生まれ。文藝学校通信部、「中庭」(終刊)にて定型押韻詩を学ぶ。詩誌投稿欄にお世話になる。「詩人会議」「新現代詩」会員…
総評 日本社会の反映 上手宰 今年の新人賞には、654篇もの詩と9篇の評論が寄せられました。応募されたみなさんに感謝申し上げます。 全体的な印象としては、深ま…
詩部門佳作入選 草野理恵子 1958年北海道室蘭市生まれ。新潟~千葉~広島~横浜と移動しています。詩と思想、ユリイカ、現代詩手帖、びーぐるなどに入選佳作。第7回…
詩部門佳作入選 井上尚美 神奈川県横須賀市生まれ。島田市在住。「静岡県詩をつくる会」「地球」「幻」を経て現在「穂」同人。日本現代詩人会、静岡県詩人会、静岡県文学…
詩部門佳作入選 紫水菜 1994年、愛知県出身。大阪府立高校在学中。 受賞の言葉 風の色が変わり、雨の後の土の香は五月を重くする。静かな部屋で一人目を閉じると、…
詩部門入選 島田奈都子 東京生まれ。「詩学」「ユリイカ」新人を経て、マイペースで詩を書いてきた。マルグリット・デュラスや、外国の女流小説家の作品に触れるのがすき…