トランプ米政権によるベネズエラへの主権侵害に抗議します

トランプ米政権によるベネズエラへの主権侵害に抗議します

声明 トランプ米政権によるベネズエラへの主権侵害に抗議します

 トランプ政権は、軍事攻撃をもってベネズエラに介入し、大統領を拘束・連行しました。主権国家に対する攻撃と指導者の拘束は国連憲章が禁じる国際法違反です。主権尊重と内政不干渉は、第二次大戦の廃墟から人類が築き上げてきた国際社会の原則です。それを「国益」の名のもとに破壊するなら、世界は再び秩序を失い、弱者の声はかき消されてしまいます。

トランプ政権は原油資源への野心を隠さず、「運営」などという詭弁によって侵攻を正当化していますが、これは新たな植民地支配にほかなりません。大国が法の外に立つとき、法は無力な紙片となってしまいます。国連、欧州連合、中南米諸国、そして米国内からも国際法違反を指摘する声が上がっているのは必然で、いま求められているのは沈黙ではなく連帯であり、明確な意思表示です。

 しかし日本政府は、その責任にいまだ応えていません。高市首相は米国の国際法違反に対して懸念すら示していません。盲目的な日米同盟追随は法の支配を掘り崩してしまいます。日本は普遍的原則に立つ外交を選ぶのか、それとも米国との同盟に従い続けるのかが、いま厳しく問われています。

 詩人会議は、詩の創造と普及、平和を求める民主的な詩運動の団体として、米国の暴挙に強く抗議します。同時に、日本政府がトランプ政権に抗議し、国際秩序を守る立場に立つことを強く求めます。

    2026年1月16日           詩人会議常任運営委員会

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