詩人会議 2021年7月号 短詩111人集
06/22

●短詩生   秋村 宏木々や草が嫌いな人が部屋を花で飾っている新進化論   青木 みつおコウモリを師とするグレタ・トゥンベリさんを師とする見えないものを見る力を身につける人類刹那   青木 まや麗らかな陽に誘われて女生徒のこぼれた笑い声はカラカラと暫く忘れていた日々を呼び起こすなんと自然でなんと平和な笑い声は春を愛でたく染め上げた火よ   青井 耿子あなたは燃えている。アメリカの原爆投下ではヒロシマ、

自由のひろば 手ざわり  御供 文範 -詩人会議 2021年7月号より
06/22

●自由のひろば手ざわり  御供 文範手ざわりのある生活をしたい五感でふれるざわつきいつものようなさわれることができこわれそうでもやわらかさがありつつみこみ抱きしめるあたたかさそんな手ざわり手ざわりのない日々をおくりいつのまにかいちねんいちねんという時間は文様的には美しく幾何学的に整っているのか忘れかけた手ざわりを探すように自らの顔を鏡に映しなでまわしてみる温もりは交歓しているああ みんな生きているん

第49回壺井繁治賞 永山絹枝著『魂の教育者 詩人近藤益雄』
05/18

第49回壺井繁治賞永山絹枝著『魂の教育者 詩人近藤益雄』●永山絹枝受賞著作抄   目次 Ⅰ 魂の教育者詩人近藤益雄「戦前」一、長崎綴方教育の創始者二、益雄と第一童謡集『狐の提灯』(上志佐小時代)三、第二童謡集『五島列島』(小値賀小時代)四、文詩集「勉強兵隊」と童詩教育五、リアリズムとヒューマニズムの道へ――児童生活詩として長い詩を――(田平尋常高等小時代)六、地域の文化を高めるために〝貧困との闘い〟――児童

第49回壺井繁治賞 白根厚子詩集『母のすりばち』より
05/18

第49回壺井繁治賞白根厚子詩集『母のすりばち』●白根厚子受賞詩集抄母のすりばち母は よく話をした東京の空襲がはげしくなって父の田舎である秋田へ疎開そんな中でも母は いろいろと語ってくれたすりばちもその一つだ秋田へ疎開して何年過ぎただろう東京へ帰るめどもたたず父は鉱山の職場へ仕事に就いた母はあきらめがつかないのか よく溜息をついていたある日 父が花輪町へ行こうと わたしと母を連れて行ったずらりと上から

詩人会議 2021年6月号 特集 家族 友
05/18

●詩作品かき分けても  柴田三吉若い語り部さんだったまだ始めたばかりですと背後の丘に立って海岸を指さした 部活を終えて帰る途中、河口のマンション に逃げ込みました。海は十二階の屋上を越 えてきましたが、柵にしがみついて耐え、 凍えながら一夜を過ごしました。震災の直後 わたしはその建物を瓦礫の道から見上げていた屋上でうずくまる少女の写真も 体育館で別れた友だちは見つかっていませ ん。いちばんの仲よし

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